42歳になった

42歳になった。

何が変ったか、というと特別に感じることはない。まぁしいて言うなら、ちょっと疲れやすくなった、とか抜け毛がちょっと気になるとか、身体的なことか。まぁ歳をとれば誰だってそうなるし、そこに落胆したりするつもりはない。自分が歳を重ねることを素直に受け止めて、今の自分をそのまま受け止めて、そこからどう次の年齢を重ねていくか、それが一番のキーポイントかな、と思っていたりする。

仕事は・・・今の会社に入社して3年8ヶ月。職場環境や設計・開発環境には慣れた。大企業なので最先端の技術を率先して取り入れているし、設計ソフトなどは充実しているし、なかなか色々なことを学ぶことができる。ただ時々不安に思うのは、あまり同じ状況にいると「慣れ」がでてきて、経験を積む上で重要な「緊張感」とかはなくなってくると思うので、それなりに「次」を考えていかないといけないな、とは思う。

ただ、子供が3歳と1歳でこいつらの面倒というのがかなり大変。奥様も頑張ってくれているが、「自分が逆の立場だったら」と思うとまず無理。そう思うと多少なりとも自分のできる範囲で手伝いたい、というのがある。

色々な著名人の体験談を読んだり聞いたりしていると、どんなに有名な人たちでもやっぱりどこかのタイミングでペースが緩やかになるときがあるらしい。そしてその誰もが「そういうときには無理なことをせずに、自分の原点に帰ってやるべきことをやり、時期が来るまでじっくりと待つしかない」ということを言っていた。

自分が今その時期にいるのだとすると、30代はずっと、大学院だ、仕事だ、転職だ、と自分自身のために時間を費やしたので、今はそれはひとまず置いておいて、自分が一番大切な「家族」のために一番時間を費やしたい、と思う。そこで頑張ったことは数年後か、もっと先かもしれないけど・・・きっと、「やっておいてよかった」と思えることなんじゃないか、と思う。仕事と直接は関係ないことだけど、考え方とか自分自身を成長させるために、間接的にはきっと大切なことなんじゃないかな、と。

そんなことを考えながら、42歳、ゆっくりと・・・でも一生懸命に、日々を過ごしたいと思う。
健康には十分気をつけて。