情熱大陸・井上真央が撮る小田和正

という番組が6月にあった。義理の両親に録画してもらって6月末の渡米の時に持ってきてもらった。本当に感謝です。

で、義母がDVDとブルーレイの2つのディスクを作成してきてくれた。話によると、日本ではほとんどの録画装置がブルーレイなんだとか?アメリカ、遅れてる?っていうか我が家が遅れているか。で、DVDを再生させようとするも、うまくいかず。多分リージョンコードと呼ばれるものが設定されていて、日本で録画したものはアメリカのDVDでは見れない、とかなっているのかも。DVDは断念。

後日、クレジットカードで貯めたポイントを利用してブルーレイ・プレーヤーを入手。でも金額にしても60ドルとか80ドルなので、実はそんなに高価なものではないらしい。で、やっと見ることができた。

番組は、女優の井上真央が、以前の出演ドラマなどの縁で知り合った小田和正の何を撮りたいのか、を試行錯誤しながら追いかける、という内容になっていた。20代半ばの女優さんが60代半ばのアーチストを追いかける。

小田さんは今までこういうドキュメンタリーの番組に出たことがないと思う。。。僕の記憶では。あと、プロのディレクターが撮る予定調和的な感じでなく、またアルバムとかシングルとか新曲関連のプロモーションという感じでもなく、井上さんが一ファンという視点から追いかけていく、というところが何か新鮮だったりした。

毎回小田さんのこういう番組を見ていて思うのは、60歳・・・今年65歳か。。。になってもまだ「走り続けている」なぁ、ということ。井上さんも「それをどう撮るか」というのを考えていたようだが。。。「走り続ける」っていうのは多分、「努力し続ける」ということだと思う。

才能だけでアーチストになれたのなら、そして商業的に成功したとしても、才能だけなら多分、それだけで終わるような気がする。つまり一発屋。また「売れたい」というのが第一の目的で努力しても、音楽という文化・作品を作る目的がそんな軽いものになるのなら、それまた一発屋で終わるような気がする。

「いい作品を作りたい」、そのための努力をし続けているからこそ、小田さんはこんなに長い間、支持されているんだと思う。