11月23日(月) 不本意ながら・・・アイフォンを買った

今までずっと使い続けた携帯電話。フリップフォンと呼ばれる折りたたみ式。電話とテキストメッセージのみしかできないもの。

7年前にアイフォンが出現してからも我関せず。2年前に奥様がアイフォンを使い始めて「別に俺はいいや」と。まずインターネットは会社のパソコンで使えるし、通勤は車なので使えない。大体、重要なメールなんて滅多に来ないし。用事があるなら電話ください、と。

あとみんながこぞって「アイフォン!スマホ!」と盛り上がっているのが「なんだかな~」。みんなが「これがいい!」と思うものに対して、少し遠めに見ながら冷静に「本当にそれが自分の日々の生活に必要なのか?」と考えるとそうでもない。

なのでずーーーーっと、否定してきたスマホ。

今まで使っていたのは日本のKDDIのアメリカでの携帯サービス。月15ドルで100分まで無料。この100分には日本への電話も含まれる。テキストは1通15セント。税金等を入れても大体毎月18ドルぐらい。たまにちょっと電話をかけすぎることもあるけど、それでも30ドルはいかない。

うちの奥様のアイフォン、会社はスプリント。月のデータ使用量1GBで75ドル。その差60ドル。60ドルx12ヶ月で720ドルも節約している。いや、していたことになる。

さて今回、KDDIモバイルがサービスを終了することになった。今度はH2OというATT系のプリペイド。プリペイドと言っても月額料金が決まっているし、なんかプリペイドっていう意味がわからないけど・・・。毎月1GBの使用量、アメリカ国内無制限、日本への固定電話もかけ放題、テキストやり放題で40ドル(税込)。それでも奥様のよりは35ドルも安い。

ただ、これには機器代が含まれない。なので自分で機器を入手してSIMカードを入れないといけない。

奥様もアイフォンだし、家ではアイパッドも使っているので、僕もアイフォンにすることに。アマゾン・ドット・コムでiPhone5cを280ドルぐらいで入手。

もしデータ通信がないプランがあれば、それでもよかったんだけど、一番安いのでもデータプランが含まれているとのこと(30ドル)。だとすると、高いお金を払ってデータを使わないのは損だし、それだったらもうスマホでもいいか、というのが僕の最終的な決断。不本意だけど(笑)。

そして今日、サンノゼ・ミツワの「くらしの110番」という代理店に行き回線移行手続きを完了。

「これでもう使えるようになりましたから」と言われて渡されてからの僕の一言。
「・・・これってどうやって電話をかけるんですか?」

完全にスマホ素人。最近技術をわかっていない老人状態。ハイテクの中心地・シリコンバレーでエンジニアをしているのに・・・。まぁでも、アイパッドも持っているしすぐに慣れるでしょう。とりあえずは「スマホ中毒」にならないように気をつけたいと思います。

(追伸)なぜか知らないけど、アイメッセージとフェイスタイムがまだ使えません・・・。