9月18日(木) 長男のキンダーガーテンの遠足に参加

アメリカの公立学校はとにかく親のボランティアへの参加が要求される。もう学校が始まってすぐに「どの曜日の何時がボランティアできるか?」みたいなアンケート用紙が来る。

うちの奥様は週一回授業のお手伝いをするために1時間ほどボランティアに入った。同級生の日本人の女の子のお母さん、渡米3年ぐらい、英語はまだ自信はないけど、そんな状況なので頑張って、スナックタイムのボランティア30分に参加。それを1人でやるのは大変だし、プラス2歳の男の子を連れてのボランティアなので、かなり大変そう・・・ということで、奥様はそのボランティアのヘルプもしている。

そんな状況なので、お父さんたちも頑張らないといけない。ということで、今回はフィールドトリップ(遠足)の付き添いのボランティアに参加した。

ボランティアは全部で6人。うち、お父さんは僕ともう1人。で、実はクラスメイトに明らかに日本人の苗字の女の子がいて、でも名前は英語名だし・・・と思っていたらその子のお父さんがボランティアで参加。「どんな人だろう。きっとお父さんが日本人でハーフで白人だったり?いや、おじいさんが日本人でもうアジア人にも見えない白人か黒人か?」など適当な想像をしていたら、そのお父さんは普通の日本人っぽい人だった。話をしたら「日系3世」で日本語は話せない、とのこと。まぁそうだろうな。もし日本語を話せたらすぐに僕のところに来るだろうし。でもとっても人の良さそうな感じなので今後も何か機会があれば話したいな、と思う。

さてさて。朝、子供たちが教室に入って先生が遠足の説明をしている間、6人のボランティアは資料を作ってホチキスで止めたり、すでに終わった課題の紙を生徒ごとにまとめたり・・・ここでも作業。すげーなー~。

一通り先生の遠足の説明が終わったら、いざ出発。全部で5クラスあるうちの半分が行くので、2.5クラス分の子供たち。25x1.5=63人ぐらい。プラス、先生2人に親が6x2.5=15人・・・合計80人。これが大きな黄色いスクールバスに乗っていく。一つの座席に3人づつ乗る。でも・・・二人乗れない。ということで親が2名、車でバスについていく、ということに。いざ、遠足の目的地の牧場に出発。

8時半ごろ出発したので道路はどこも大渋滞。ハイウェイに乗るまでにも時間がかかったし、乗ってからも色々なところで渋滞で結構時間がかかった。

牧場に着いてからは各グループ12~13人に別れ、親も3人で1グループを担当。牧場の案内人も2人ついたので、結構楽だった。一緒に案内人の説明を聞きながら、「ほら、野菜の花だよ」とか一緒に見たりして・・・。でも、そこはまだ幼稚園児、飽きればグループから離れてしまう子もちらほら。そういう子に「こっちだよ」と引き戻したりするのもボランティアの仕事。

牧場では、野菜を栽培している畑を見学したり、牛、ヤギ、鶏、豚、などなどを見せてもらったり。11時までぎっちり見学。11時が近くなることには子供たちはみんなして「お腹が空いた~」と言い出す。どうやら普段のおやつタイムは10時ぐらいらしい。なるほど。

11時から大きなテントの下でみんなでおやつ。ボランティアは子供たちにクラッカーやフルーツを配ったりする。みんなお腹が空いているので、「おかわりくださーい」があちらこちらで言われ、ボランティアはアタフタ。でも、持参したおやつはもうなくなったので、それでなんとか終了。

帰りは道も空いていたので12時ぐらいに学校に到着。学校は12時半までなので、30分間はまた雑用のボランティア。日系3世のお父さんは仕事がある、とのことで先に帰ってしまったが、僕はまぁそのまま長男と一緒に家に帰ればいいかな、と一緒に雑用を手伝う。12時半になって無事にボランティア終了。

午後からは家から仕事。まぁたまにはこんな感じで学校のボランティアに参加するのも悪くないな、と思った。また機会があれば是非!