お食事会

今日の夕方、お食事会に参加した。あるところから、「シリコンバレーで働く人と、日本の高校生との懇親会に参加して欲しい」と依頼されたため。この高校は半民半官でまだ設立されて5年ぐらいの高校らしいが、授業を国語以外の全て英語で行っている、とのこと。彼らの歳を2倍してもそれ以上の歳を取っている自分が、高校から英語をやっている子供たちに偉そうなこと言えるのかな、と思ったが、まあその分いろいろな試行錯誤をしてきたから、失敗談も含めて色々と話ができればいいかな、と思って参加。

場所はちょっと高級な中華料理レストラン。高校生は全部で14人。7人づつに分かれて丸テーブルに座る。僕と同様にもう一人の日本人の方が参加。その方はもう一方の席に座った。

いまどきの高校生・・・第一印象は「まだまだお子様だな。。。」と。顔も背もみんな小柄でかわいらしかった。僕のテーブルにはアメリカ人の現地コーディネーターと学校引率の日本語の話せない先生。最初に言われたのが・・・

「全部英語で話をしてください」とのこと。

う~ん、僕の英語で大丈夫かな?と思ったら、最初の自己紹介でもう一人の方の英語がうまい、うまい。びっくりしたけど、もうどうにでもなれ!で自分なりに自己紹介。

高校生達はみんなシャイなので・・・って僕が高校生の時もそうだったが・・・あまり質問はなかったが、それでも数人の生徒は色々と質問してくれた。

途中で席を交代。もう一方の席はなんと7人全員女の子。そして引率の日本人の先生。こちらの席は引率の先生がしっかりした男性で(多分、僕より年下だと思うが)、しっかりしていたので、「みんな何か質問はある?」とか誘導してくれたので、僕も話しやすかった。

少し驚いたのは、「日本の大学とアメリカの大学とどっちに行きたい?」と聞いたときに、ほとんどの子が「日本の大学に行きたい」と答えたこと。理由は「アメリカで勉強することが不安」「一人暮らしが不安」「親が『日本の大学へ』と言っている」などなど。英語で授業をする高校だから、もっとみんなアメリカとか海外で生活することに興味があるのかな、と思ったので、かなり意外だった。それでも、みんな「交換留学制度とかでアメリカには来たい」と言っていた。

8時過ぎにお開き。もう一人の日本人の方とは全然話ができなかったので、名刺を渡して「こんどランチしましょう」と約束。あとでメールをもらったら、なかなかおもしろい経歴の方だったので、是非ランチに誘おうと思う。

実は今回、とっても心配だったのは、「うちの奥様は子供二人の面倒を一人で見れるのか?」ということ。レストランに向かう車の中で6時になったとき「あ~、今、デイケアに迎えに行っているんだ。大丈夫かな」とか、食事中も何度か時間を見ながら「子供たち大泣きして大変じゃないかな?」などなど。

でも家に帰ってみると、ケロッと「あ、おかえり~」と。話を聞くと、まぁ色々と大変だったが、8時半には子供達はちゃんと寝てしまったんだとか。やっと僕もホッとした。

よく人から「イクメン(育児に参加する旦那)ですね」とか言われるけど、これは「自分が逆の立場なら絶対に無理」と思うし、夫婦で一緒に頑張ればと喜びも苦労も一緒に味わえるな~など思うから。でも今回のことで、うちの奥様は一人で二人の子供の面倒は多分できるんじゃないか、ということがわかった。少し大変だろうけど、難なくこなせると思う。

逆にいうと本当は、奥様に任せてしまったらどーしようもなく不安になる自分が嫌だから、一緒に子育てしてしまうんだろうなぁ~、と自分自身で発見。意外と自分は心配性かも、と思ったり。でも、まぁ・・・いいかな。ゴルフより飲み会より子育ての方が楽しいし安心するし。子供達がもっと大きくなったらどうせ相手にされなくなるんだし。その時にゴルフに行ったり、飲みにいけばいいんだ。