解雇は当たり前、ニッポン雇用の修羅場

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20121116-00011748-toyo-bus_all&p=1

ちょっと気になった記事があったので、備忘録。

この記事では、執拗に会社から退職を迫られたり、倉庫に出向になって体力労働をさせられたり、最近の企業の人員削減はすさまじい・・・という内容が書かれていた。

イメージとしては、「簡単に社員を退職させるなんて酷い」みたいな感じがするが、経営的に厳しくなったから人件費を削減するのは企業としては普通のことだと思うんだけど。このままだと会社ごと倒産するから、それを防ぐために解雇しないといけない、と思うんだけど。

アメリカの会社は、経営が悪ければすぐに解雇する。(個人の職務態度などでは滅多に解雇されない)。なので、社員も「その会社だけで通用する仕事」なんていうはやりたがらない。特にエンジニアなんていつも「常に次の職場で役立つ能力を」と考えている。そういう態度でいるから、逆に社員もその会社が嫌ならすぐに他の会社に転職してしまう。

そういうことができちゃう大きな理由のひとつに「雇用するときに、人種、性別、住んでいる場所、そして“年齢”で決めてはいけない」という決まりがあるから、だと思う。このルールがあるから、「何歳になっても転職できるし、別にいつ転職してもいいや」という余裕が人々にできる。この心の余裕は大きい。

日本の場合、履歴書に年齢を書かないといけないし、写真も貼らないといけないから、すごく転職に対して「壁」が大きいような気がする。アメリカのそういう文化が必ずしも良いとはいえないし、やっぱりそれぞれの文化にあったやり方が良いと思う。。。が、日本の経済の発展とか職場環境など、まだまだ良くなるには時間がかかるのかな~、とふと思った。