12月29日(金)カリブ海クルーズ旅行7日目・メキシコのコズメル

この日はメキシコのコズメルに到着。この港もクルーズ専用の港で、僕らが到着した日は、4隻のクルーズ船が到着していた。コズメルはメキシコの島の一つなので、ユカタン半島からは少し離れている。

今回のエクスカージョンはコンボ・パッケージという、シュノーケル、遺跡見学、テキーラ&チョコレート・テイスティングの3つが含まれている。しかしかし、天候不良のため、浜辺でのシュノーケルは中止。ビーチには行ったものの、赤旗が立っているので遊泳禁止。マルガリータとソフトドリンクが1杯無料だった。子供たちはプールに入ろうとするも寒くて断念。ハンモックで寝転がったりしていた。ここの事務所近くに無料のWifiがある、というので、ちょっと借りて、30分ほど日本の家族や友達にメッセージを送った。

その次に遺跡見学。コズメルにはこれまたマヤ文明のサンヘルバシオ遺跡がある。コスタ・マヤのチャチョベン遺跡とは違い、大きなピラミッドは戦争などで破壊されたらしく、石畳や当時の建物の一部が残されているだけだった。

この遺跡のガイドさんが優秀な人らしく、スペイン語、英語、そしてマヤ語も話せるらしい。そしてマヤの文化について解説してくれた。

「当時に有力者は知識があった。月や星の位置から暦を発見し、雨季などを予測することができた。そしてその知識を秘密にしていたから、神だとか預言者と崇められて財を得ることができた。知識は力です。」ということを何度も言っていた。

なるほどなぁ、と思いつつ、その後いろいろと考えて・・・、知識が力だ、というのは今も昔も変わらないと思うけど、それを秘密にしておくことが果たしていいのかどうか?というのはとっても疑問。

古代文明の時はむしろその方が良かったんだろう。でも現代、例えば会社で、仕事を自分だけで抱えて、その知識を独占することでリストラを回避しよう、なんて思っている人は多分、あまり良いことはない。何故ならその知識が不必要になったときに、残るものが何もなくなるから。だったら、知識を共有して、自分はまた新しい知識を習得して次につなげる方が良い。自分自身の向上にもなるし、新しい知識を得ることでまた必要とされる人になれる。

ガイドさんも言っていたけど、天気の予測は、干ばつや大雨で外れることもあったらしい。その時には預言者という地位は剥奪され、酷い時には処刑されたらしい。

さて、色々なことを考えさせられた後は、レストランに行ってマヤ文明の伝統的なランチ。と、言ってもタコスに少しだけ変わった食材を使ったもの。基本タコスなのでとってもおいしかった。

食べ終わったら最初はチョコレートテイスティング。色々な味が楽しめた。20分ほどで終わったら今度はテキーラテイスティング。子供たちは残念ながら飲めないので、この時ばかりはスマホゲームを許可する。

全てのプログラムが終了して、港に戻ってきて今回のエクスカージョンは終了。シュノーケルができなかったのは残念だったけど、全体的にはとても楽しいツアーだった。

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海水浴場は強風のため、遊泳禁止、の赤旗

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サンヘルバシオ遺跡1

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サンヘルバシオ遺跡2

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サンヘルバシオ遺跡3 アーチ

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サンヘルバシオ遺跡4

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サンヘルバシオ遺跡5

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チョコレート・テイスティング

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港の看板

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コズメルも複数のクルーズ船が停泊していた
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