4月24日(月)お客様は神様、という人たち

先日書いたコラム、感謝する気持ちについて・・・その後、また色々と考えているうちに、「そういえば、日本では『お客様は神様だろ!』と言って無理難題を言うクレーマーが多いって聞くなぁ」ということを思い出した。

お客様は神様、と思っている人たちって多分、サービスや商品を提供する人たちがやっていることは「自分に対して当然のことをしている」と思っているんだと思う。「こっちがお金を払ってるんだから、当然、やってもらわないと」みたいな。行政サービスにしても「税金を払っているんだから」と。

確かにお金は払っているけど、相手は機械じゃなくて人間だ。ちゃんと感情がある。自動販売機みたいに「お金を入れたらジュースが出てくる」という単純なものではない。

「お客様が喜んでくれる姿がみたいから」と頑張ってサービスしている人たちもいるはずだ。そんな健気な人たちに対して「あなたがやっていることは当然だ」みたいな態度を取ったら、働いている人たちも良い気分じゃないし、お客である人も当然のことをしてもらっているだけだから、元々幸せな気分ではない。

「どうせ仕事だから。」「このバイト代でバイクを買うんだ」みたいな気持ちで働いている人もいるかもしれないけど、だとしても、その人たちに「やってて良かった」と気持ちよく働いてもらえるなら、サービスをしてくれる人たちに「感謝」をしてもいいのかな、と思うし、そうしたほうがいいと思う。

サービスをしてくれる人たちに感謝をすれば、自分もきっと気持ちがいいし、幸せな気分になれると思う。サービスをしてくれる人たちがちょっとぐらいミスをしても、イライラすることなく、大きな心で許せるような気がする。

毎日、色々な人たちに感謝して生きていこうと思います。