仁~完結編

TBSドラマ、「仁~完結編」が日本語放送でやっていて、2週間以上前だが、やっと最終回を見ることができた。とにかくシーズン1の一番最初に出てきた「疑問」がどう解決されるのか?仁先生はタイムスリップした幕末から現代に帰れるのか?と楽しみ満載。

そして最終回。とにかく僕は僕で感動した。もう「なるほどね~、そういう結末にしたかぁ~」と。まぁ色々と突っ込みどころは満載で、ちょっと無理な設定もあったけど、まぁ仁先生がタイムスリップしちゃったこと自体が無理な設定なので、感動できればそれでいい。

このドラマで一番考えさせられたのは、坂本龍馬や西郷隆盛、勝海舟などの幕末志士、もちろん名前さえ歴史に残らなかった無名の志士達。最後まで徳川幕府に忠誠を尽くした武士達。沢山の人たちの命が失われていった中で、坂本龍馬が言った「死んでいった人たちがまた生まれてきたいと思う国にしたい」ということ。

今の日本は僕らにとって「死んでもまた生まれてきたい国だろうか」。アメリカに14年住んでいて、最近の日本の状況があまりよくわからなくなってきているけど、僕はどうなんだろうか。ドラマを見終わって、1週間以上経って、ずーっと考えていて、なかなか答えが見つからない。