4月22日(月)渡米22年。

今日で渡米して22年になった。

ここまで長く住むと今の周りの環境が自分の日常になってしまい、渡米したころのワクワク感とか、「外国に住んでいるんだな~」という気持ちなんてもうない。

夏に日本に帰っても「帰ってきた」という感覚よりは、行き慣れた海外の旅行先に今年も来たな、という感じ。もちろん懐かしさとかもあるけど、それ以上に旅行に来ている感が大きい。

渡米5年ぐらいの時は、「日本よりアメリカの方がいい!」と思っていたけど、今は少し考え方が変わってきているかも。住むにはもちろんアメリカの方が・・・というかカリフォルニアの方が住みやすい。気候も仕事も、子育て環境も「僕は」カリフォルニアの方が好きだ。

でも、22年も住んでいて、「アメリカ市民になろう」と思わないのは、アメリカ人になりきれていない自分がいて、それを自覚しているから。そしてやっぱり自分のルーツは日本で、日本の文化とか精神論的なものを考えると、日本人なんだよな、と思ってしまうから。

日本人の、人を思いやる気持ち、とか四季折々の環境、情緒。そういうのはもう永遠に自分に染み付いているんだろうな、と思う。

そんなことを想いながら22年が過ぎて、とりあえずこれからも、まだまだアメリカ生活をしていくんだろうな、と思う。

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