2年以上ぶりのジョギング

ここ最近、子供2人が夜鳴きや急に起きることもなくなったので、朝ジョギングをすることにした。

2人目が産まれる前までは週に1回は2マイル前後のジョギングをしていたが、2人産まれるともう毎日が忙しくてジョギングなんてしている場合ではなかった。

土曜日なのに朝6時に起きて2年以上ぶりのスポーツウェア。とっても懐かしい。

うちの近所はラグーンという「砂州によって外海から分離されてできる海岸の湖」があるので、その湖沿いを走る。最初は足が軽いのでスピードが出そうになるが、後で絶対にバテるので、なんとか抑える。

5分ぐらい経ってから、だんだん足が重たくなってくる。そりゃぁ2年もやってないとそう簡単には走らせてくれないだろう。でもここですぐに歩くと、今度は走るのを再開できなくなるので、スピードを遅くしてもなんとかジョギングは継続。

3階建てのマンション(コンド)の上から朝日が出てくるのが見えた。あぁやっぱり早起きしてよかった。とっても気持ちがいい。足が重たいのが少しやわらぐ。

10分だって、折り返し地点に到着大体1マイル(1.6キロ)。足踏みは継続しながらも少し休んですぐに再出発。足の重みは大体消えた。

後半は一度通ってきた道なので、後どれぐらいか、というのがわかって気持ちもとっても楽。ペースもなかなか。自分なりに早すぎず、遅すぎず。気持ちがいい。

21分にスタート地点に到着。約2マイル。このコースはなかなか走りやすいし、気持ちがいい。今までは街中しか走ったことがないので、それを思うと、この水辺のコースは車の心配もないし、なかなか良い。

僕がジョギングを始めたのは多分、サンノゼ州立大学の電気工学部の最初の学期の時だったと思う。

日本の大学を卒業して4年も経っていて、かなりの知識を忘れていた。微分積分や三角関数などは基本は知っていても、少し高度な方程式は全く覚えてなかった。クラスは2クラスしかとっていなかったが、大量に出る宿題、授業に取り残されないように毎日復習をして、ノートのまとめ。精神的にも体力的にもすぐに疲れて、ストレスが溜まった。

気分転換に、とジョギングを始めた。最初はやっぱり辛かったし、すぐに筋肉痛になったけど、段々と勉強で集中できる時間が増えてきたし、ストレスもたまらなくなった。また、走りながら、「今日は宿題して、テスト勉強して・・・」と考えながら走ったり、「この前、テストがダメだった。でも、自分で決めた道だから頑張らないと」と気持ちの整理をしながら走ることもできた。

女子マラソンの松野明美選手だったか、谷川真理選手だったか、忘れたけど、その選手のコーチのエッセイで、「走っていると、体と気持ちが分離されて色々なことを考えるようになる。彼女達には生き方とか哲学的なものを走りながら学んで欲しい」といっていたが、僕も走りながらそういうことを考えることができた。

また、体力もそれなりについたので、少しぐらい無理して勉強しても、疲れることがなくなった。自分の能力以上の目標を達成しようとするとやっぱり最後は体力勝負なんだな、と思った。それは大学や大学院を卒業して、アメリカで働き出してからも、同じだった。

今回は2年ぶりに始めて・・・もしかしたらまた中断しないといけない状況になるかもしれないけど・・・できる限り続けていけたら、と思う。
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