無農薬野菜って本当にいいのか?

日経の技術者向けの情報サイトでおもしろい記事を見つけたので備忘録。

http://techon.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20090212/165571/

「奇跡のりんご」という映画について。

不可能と言われていた、無農薬でのりんご栽培。それを実現したご夫婦の物語。この部分だけでもなんとなく感動的な映画なのかな、と思わせるし、なんか泣いてしまいそう・・・。

でも、その日経の記事では、理系の記者がおもしろいコラムを書いていた。

無農薬の野菜が健康に良い、っていうけど、それは本当か?

で、記者がいろいろと調べてみると・・・
1)もともと野生のりんごは全然おいしくないらしい。
2)現在の食用のりんごは品種改良を重ねてできたものなので、病気に弱く、農薬が必須。
3)でも実際はりんごの木は病気になると、人が飲む解熱剤に入っている薬品のようなものを自ら作ることができて、その薬品成分で病原菌を退治するらしい。
4)ん?無農薬でも植物自身が薬品を精製できるとなると、無農薬野菜・果物って本当に安全なの?

という感じ。最終的には疑問文で終わっているので、ホントに安全かどうかという結論には達していない。けど、このコラムがいいたいのは、一般的に「当然」と思われていることは、本当に「当然」なのか?ということ。

ガソリンより電気の方が環境にやさしい、というけれど、火力発電なら熱が出るし、排ガスも出るので環境には良くないのでは?とか。

周りにあふれている「当然」をちょっと今一度思い返してみよう、というのがこのコラムの目的。
ちょっと考えさせられた・・・。
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